股関節が硬いことで生じる体の不調

「股関節が硬くても、日常生活で特に支障はない」と考える方もいるでしょう。しかし、股関節が硬いことにはさまざまなデメリットがあり、普段の生活にも悪影響を及ぼすことがあります。
股関節は体の中でも大きな関節で、周辺の筋肉と連携して上半身を支え、立つ・歩く・走る・座るといった
あらゆる動作をサポートしています。股関節周りの筋肉が硬くなれば血行が滞り、老廃物がうまく排出されないことで冷えやむくみが起こりやすくなるでしょう。そうなれば代謝が落ちて、太りやすくやせにくい体になってしまいます。
姿勢を保てず、猫背になったり、肩こりや腰痛を起こしたりすることも。さらに、股関節を動かせる範囲が限られるために、運動機能の低下も考えられます。
反対に股関節がやわらかければ、血行が良くなり、代謝が上がってやせやすくなったりするメリットがあります。可動が広ければ、ケガのリスクも抑えられるかもしれません。